子供のあせも対策で気をつけたいこと

子供のあせも対策で気をつけたいこと

夏場、小さな子供さんをもつお母様方にとっては、
「あせもの対策」は重要なテーマのひとつではないでしょうか。

 

 

子供は汗をかきやすい上、自分で対策をとることがえきません。

 

 

また、子供の場合は、あせもができてしまうと、
ひっかいて悪化させてしまうこともあります。

 

 

ですから、子供にあせもができないように、周りの大人が
予防対策をとってあげることが必要になってきます。

 

 

一般的な子供のあせも対策として、「こまめにシャワーを浴びる」
「ベビーパウダーをつける」「エアコンを利用する」という方法が
よく知られています。

 

 

 

それぞれ、間違いではありませんが、実は気をつけなくてはならない点が
あります。

 

こまめにシャワー浴びるという方法は正しい?

 

まず、「こまめにシャワー浴びる」というもの。
皮膚に付着した汗を洗い流し、雑菌の繁殖を防ぐのは、最も
基本的なあせも対策と言えます。

 

 

けれども、子供の皮膚はデリケートです。
皮膚はふつう、皮脂で守られています。

 

 

シャワーの浴び過ぎによって、皮脂のバリアが流されてしまうと、
刺激を受けやすくなり、別の皮膚トラブルに鳴ることもあります。

 

 

もし、そのときに石鹸などを使っていたらなおさらです。
シャワーは浴び過ぎに注意し、石鹸などの利用はひかえたほうがいいでしょう。

 

ベビーパウダーを使う

 

次に「ベビーパウダーをつける」についてですが、これは、
子供のあせも対策としてはよくないという方もいるようです。

 

 

しかし、決して悪いわけではありません。要は使いようです。

 

つけるタイミングが問題です。
シャワーの後、まだ、皮膚が湿り気を帯びた状態で
ベビーパウダーをたくさん使っても、ダマになってしまい、
予防効果は期待できません。

 

 

ベビーパウダー本来の役割を発揮させるには、
「肌がさらっと乾いた感じになった時」に表面につけるのがいいでしょう。
間違っても、汗をかいたときに上からつけてはいけません。
逆効果で、あせもを悪化させるだけですので、注意してください。

 

エアコンの利用

 

「エアコンの利用」は、熱中症の予防にもなるので、利用されていることと思います。
原理的には「汗をかかない」ようになるわけですから、子供のあせも対策としては、
元から原因を断つ方法ではあります。

 

 

しかし、特に2歳ぐらいまでの子供の場合、エアコンが効きすぎた部屋で
過ごすという環境に慣れてしまうと、発汗機能が発達せず、
体温調節ができにくい体質になることがあります。

 

 

日中、30度以上になる夏場のエアコンは必須と言えますが、
温度設定に気をつけて、くれぐれも冷やし過ぎにならないようにしましょう。

 

 

ちなみに衣類も、涼しげな袖がないものより、長袖の綿素材のほうが、
汗を吸収してくれるのでいいようです。汗をかいたら着替えることも忘れずに。

 

 

 「シャワー」「ベビーパウダー」「エアコン」。

 

 

子供のあせもの効果的な予防対策は、それぞれの特徴を知り、
適切な利用をすることが大切です。